10/24 ショートコメント

2011年10月24日

今週のドル/円相場は介入警戒感が一段と強まるなか神経質な値動きが続くと予想。

朝方、安住財務相が「介入の準備を事務方に指示した」と発言したことを受けて、外国人投資家を中心にドル買いの動きが広がりました。

76円台で推移しているなかの介入は難しいとみられてますが、海外市場の17時以降の動きには警戒が必要です。

東京金融取引所が公表したくりっく365ベースでのドル/円の売買動向をみると、21日のドル買い35万枚と前日の28万枚から急増しており、先週末一時75.78円と最安値を更新した折、個人投資家がドルの押し目買いに動いたことがわかります。

米追加緩和観測があるため下値不安が残る面もありますが、その一方で米景気持ち直し期待も出ているため、目先は76円前後の水準でのもみあいが続きそうです。

ユーロ/ドル相場は、EFSFの規模拡大で合意に達するかどうかが最大の焦点。

合意に達すれば目先抵抗線である1.39ドルを上抜けする可能性が高いとみられます。

また市場の低い期待値を鑑みれば今回の首脳会議で大枠での合意にとどまったとしてもユーロの下げ幅は限定的の可能性あり。

米国サイドにドル売り材料が出てきたこともあり、目先はユーロの反発局面を見込みます。

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