10/7 ショートコメント

2011年10月07日

ユーロ/ドル相場は1.34ドル台前半と1週間ぶりの高値水準でもみあう展開。

欧州当局が動き始めたことが好感される一方、ギリシャ問題の落ち着きや今夜の米雇用統計を見極めるべく一段のユーロ買いには慎重姿勢が広がっています。

また9日には独仏首脳会談が予定されており、銀行の資本増強やギリシャのデフォルト問題について協議が行われる見通しで、両首脳が合意を導き出せるかに注目が集まります。

17-18日のEU首脳会議に向けて今後欧州が経済成長重視の方向に舵を切るならば、ユーロにとっては追い風になるでしょう。

今夜の米雇用統計は非農業部門雇用者数6万人増が市場予想のコンセンサス。

ただ金融などを中心としたリストラの進行がある一方、ハロウィーンやクリスマス商戦を控えた小売業での採用増加の動きがあるため、今回は市場予想を大きく上振れ、または下振れする可能性があります。

特に下振れした場合は、短期的にマーケットに与えるインパクトが大きくなる可能性があるので、ポジション管理には注意しましょう。

一旦利確して様子見するのも手と思います。

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