混乱が予想される7月の投資
2011年06月19日
オフィスでも自宅でもなく、街中のカフェなど外出先で仕事をする人を「ノマドワーカー」と言い、近年注目を集めています。「ノマド」とは「遊牧民」という意味で、『オフィスのない会社』『働く場所を自由に選択する会社員』の意味でも使われています。
投資もデイトレなどで生計をたてられている人は、ノマドワーカーとなれるでしょう。
さて、最近の私の投資はNY(ドル)金と日本株のみで為替(FX)はしていません。
為替は、今後どう転ぶか予測出来ないからです。
5月16日に米国の財政赤字が法定上限に達し、米財務省は公務員年金用に積み立てておいた資金などを取り崩して他の財政支出用に使ってますが、そのやり方も8月2日までしか持ちません。
債券の価値は格付けが重要で、ムーディーズが、米国債の格下げを検討し始める期日として、8月2日でなく、その2週間前の7月中旬を指定しています。さらに集中審議されるのは、7月6日からの2週間だけとの情報もありますのでポイントとして覚えておくと良いです。仮に米国債が格下げされるとドルに大きな影響があるでしょう。
6月末には、米連銀による米国債の買い支え事業(QE2)も終わり、下支えが失われる中での危機ムードが一気に上がるでしょう。
他方EU情勢は、13日S&Pが、ギリシャ国債の格付けを3段階引き下げ、デフォルト(D:債務不履行)より一つだけ上のCCCにしました。12か月以内にデフォルトするリスクが高いとの事です。
仮にギリシャがデフォルトしたら、アイルランドやポルトガル、スペインなどに飛び火して、ギリシャ国債の50%以上を持っている独仏銀行内でも破綻が相次ぎ、独仏政府の手に負えなくなってユーロが崩壊する予測もあります。ギリシャが7月中旬予定の国債利払いの原資を得られるかが直近のポイントです。
独仏政府と銀行界の間で、何らかの譲歩と合意が得られ、ギリシャに新たな救済金が渡されてデフォルトを防ぐ展開になる可能性もありますし、最近は中国がEU諸国に近付いているので中国から救援がある可能性もあります。
ギリシャデフォルト問題は、金銭的より政治的な意味合いが強いので、ニュースなどで大きく取り上げられていますがデフォルト実現の可能性は個人的に低いと感じてます。
わが国日本は、相変わらず震災、原発と関係なく首相の進退問題で盛り上がってます。
今後、次の首相が親米派か親中派かによって、日本の将来も大きく変わる事でしょう。
つまり、米は巨額な財政赤字を抱え、世界のリーダー的存在が薄れ始めています。
仮に親米派が次期首相となれば、米破綻と共に日銀も道連れとなり日本経済が大打撃を受ける事も考えられます。
米欧日すべての事象が奇妙にも7月に一致しているのは偶然とは考えられません。
円、ドル、ユーロの大混乱が予想されます。
リーマンショック以上のショックが来る可能性は否定できず、いづれかが崩落しても生き延びれる可能性があるのは、金等の商品と日本企業と考え、また何かあった時のリバ狙いでキャッシュを増やしました。
上記情報から週替わりに変わる情勢を読み、順張りする事も投資の一つですが、何かショックが起きた時の反動(逆張)の投資が私の場合、成功確率と利幅が大きいので今回もそうしてます。
また米欧のデフォルトは騒動だけで起きない事も考えられます。
そうなった場合何にも投資していなければ損はしませんしそれから動いても遅くないです。
ちなみに東京金はドル、ユーロ崩落で円高になると金価格は上がらないので、NY金に投資しています。
投資は自己責任で。
投資もデイトレなどで生計をたてられている人は、ノマドワーカーとなれるでしょう。
さて、最近の私の投資はNY(ドル)金と日本株のみで為替(FX)はしていません。
為替は、今後どう転ぶか予測出来ないからです。
5月16日に米国の財政赤字が法定上限に達し、米財務省は公務員年金用に積み立てておいた資金などを取り崩して他の財政支出用に使ってますが、そのやり方も8月2日までしか持ちません。
債券の価値は格付けが重要で、ムーディーズが、米国債の格下げを検討し始める期日として、8月2日でなく、その2週間前の7月中旬を指定しています。さらに集中審議されるのは、7月6日からの2週間だけとの情報もありますのでポイントとして覚えておくと良いです。仮に米国債が格下げされるとドルに大きな影響があるでしょう。
6月末には、米連銀による米国債の買い支え事業(QE2)も終わり、下支えが失われる中での危機ムードが一気に上がるでしょう。
他方EU情勢は、13日S&Pが、ギリシャ国債の格付けを3段階引き下げ、デフォルト(D:債務不履行)より一つだけ上のCCCにしました。12か月以内にデフォルトするリスクが高いとの事です。
仮にギリシャがデフォルトしたら、アイルランドやポルトガル、スペインなどに飛び火して、ギリシャ国債の50%以上を持っている独仏銀行内でも破綻が相次ぎ、独仏政府の手に負えなくなってユーロが崩壊する予測もあります。ギリシャが7月中旬予定の国債利払いの原資を得られるかが直近のポイントです。
独仏政府と銀行界の間で、何らかの譲歩と合意が得られ、ギリシャに新たな救済金が渡されてデフォルトを防ぐ展開になる可能性もありますし、最近は中国がEU諸国に近付いているので中国から救援がある可能性もあります。
ギリシャデフォルト問題は、金銭的より政治的な意味合いが強いので、ニュースなどで大きく取り上げられていますがデフォルト実現の可能性は個人的に低いと感じてます。
わが国日本は、相変わらず震災、原発と関係なく首相の進退問題で盛り上がってます。
今後、次の首相が親米派か親中派かによって、日本の将来も大きく変わる事でしょう。
つまり、米は巨額な財政赤字を抱え、世界のリーダー的存在が薄れ始めています。
仮に親米派が次期首相となれば、米破綻と共に日銀も道連れとなり日本経済が大打撃を受ける事も考えられます。
米欧日すべての事象が奇妙にも7月に一致しているのは偶然とは考えられません。
円、ドル、ユーロの大混乱が予想されます。
リーマンショック以上のショックが来る可能性は否定できず、いづれかが崩落しても生き延びれる可能性があるのは、金等の商品と日本企業と考え、また何かあった時のリバ狙いでキャッシュを増やしました。
上記情報から週替わりに変わる情勢を読み、順張りする事も投資の一つですが、何かショックが起きた時の反動(逆張)の投資が私の場合、成功確率と利幅が大きいので今回もそうしてます。
また米欧のデフォルトは騒動だけで起きない事も考えられます。
そうなった場合何にも投資していなければ損はしませんしそれから動いても遅くないです。
ちなみに東京金はドル、ユーロ崩落で円高になると金価格は上がらないので、NY金に投資しています。
投資は自己責任で。
Posted by yoshi at 12:27│Comments(2)
│株・FX・金投資
この記事へのコメント
やはり上昇期待は金だけですね。ただ、私が勝っているのは金/円の取引なんです、QE2終了でドル高になるのかと思い金ドルはやっていなかったものですが・・・
ユーロ危機はもう何度もやっているので、今回もまた騒ぐだけ騒いで救済という形に落ち着くんでしょうね。ギリシャ破綻・アメリカデフォルト、ユーロ崩壊、どれもグローバル化で密接になった世界の国のほとんどが得しないのでやはりなんらかで延命するんでしょう。
やはりなんらかのショックがくれば円高なのでドル円、ユーロ円の売り方針が正しいのではないでしょうか?
ユーロ危機はもう何度もやっているので、今回もまた騒ぐだけ騒いで救済という形に落ち着くんでしょうね。ギリシャ破綻・アメリカデフォルト、ユーロ崩壊、どれもグローバル化で密接になった世界の国のほとんどが得しないのでやはりなんらかで延命するんでしょう。
やはりなんらかのショックがくれば円高なのでドル円、ユーロ円の売り方針が正しいのではないでしょうか?
Posted by 赤坂 at 2011年06月21日 23:17
私がNY金を購入したのは入口タイミングが良かった事とドル崩落の可能性が高いと思ってるからです。ユーロは情報収集していないので分かりませんが、円買ドル売の考えはは同じです。ただし、現価格79.5~81.0円は何かの材料で揺り戻しがある可能性があり、入口タイミングが悪いのでドル円取引はしていません。
Posted by yoshi
at 2011年06月23日 21:35

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