自尊心を高く持つ

yoshi

2009年11月24日 16:10

はじめに断わっておきますが、私は宗教家ではありません。
(今日初めて私のブログへお越しの方はお間違えのないように。これは副業ブログです)

不況の昨今、心が折れないようにという意味と、前向きな気持ちを持つという意味で、私が勉強して身につけた、ビジネス上で役に立つ心理学的要素も書いています。
これはスキルアップに必要なマインドです。時間がある時にでもぜひ復習してください。

でははじめます。

自身の能力や価値を適正に評価し、自分を尊く思う心を「自尊心」といいます。

「自尊心が高い」と、「プライドが高い」「うぬぼれや」「自信過剰」というイメージがありますがそれは間違った解釈です。

「自尊心」は「謙虚」と表裏一体で、謙虚であればあるほど高い自尊の心を持つことが可能です。

さて、なぜ突然「自尊心」を取り上げたかと言うと、あるアンケートで非常におもしろい結果が出てたからです。

東大生の半数近くが「自分に自信がない」「自尊心がない」と言っているようです。

それこそ、日本で一番学力の高い大学へ入れた人達であるのに、なぜ「自尊心」を失っているのでしょうか?

どうやら、小学、中学と地方では、天才だ神童だと言われ、ほとんどクラスでトップの成績で今まで育ってきて、いざ東大に入ると自分と同じか、自分以上の人間がたくさん周囲にいる事で自信をなくしてしまうようです。

ですので、慶応幼稚舎は、幼稚園の時代から「自尊心」を持つように教育しているという話です。

自尊心が高い人」というのは、わがままで、他人のことはどうでもよく、自分勝手ということでは決してありません。

自尊心を高く持つということは、自分の欲求と、他人の欲求をともに尊重し、バランスをとっていくことなのです。

自分の欲求ばかり主張して人を思いやらない人、または他人の欲求を満たすためにいつも我慢している人は、自尊心が高いとは言えません。

自尊心の高い人は、他人と比較はしません。
「昨日より今日、今日より明日」と過去の自分と競争し自身の能力を高めます。

ここで大切なのは、負けた時の受け止め方です。
低い自尊心の人は自分のせいで、自分を責め、これからもうまくいかないと心に残してしまいます。

そうではなく、負けたからと言って劣っているなど思わず、「次はうまくいく」という心構えを持てる事が大事です。

失敗してもいいんです。笑われてもいいんです。恥ずかしい気持ちを持ってもいいんです。
失敗しない人生なんて面白くありません。
最後死ぬ間際に笑えてれば良いのですから。

「次は見てろよ」という気持ちを忘れないようにしましょう。
これこそが「高い自尊心を持つ」大切なポイントです。

そうすると、今自分に何が必要か?を考えるでしょう。

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