10/17 ショートコメント
ユーロ/ドル相場は反落。
ショートカバーがメインで、23日EU首脳会議を控え一段の上値追いには慎重姿勢で。
銀行の資本増強やギリシャ国債のヘアカットについては、議論が進むほど対立が深まる構図があり予断を許さない状況。
ギリシャ国債のヘアカット率は、従来の21%から50%程度へ拡大する方向で議論が進められている模様。
そんな中でフランスに注目。
フランスは自国の銀行の損失拡大につながるギリシャのヘアカット率の大幅引き上げに反対しています。
資本注入に伴う財政負担の増大が格付けに影響するおそれがあるからで、かりにフランスの「AAA」が維持されなくなった場合、ユーロは再び売り圧力が強まる公算が大きいです。
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