今後の予測シナリオは?

yoshi

2010年10月24日 16:09

本業でも副業でも収入を公開すると、変な勧誘や¥助交際申込みなどでブログが荒れます。
ある程度予測してましたが、一切興味ありませんのでこの場でお断り申し上げます。

先日投資クラブに参加しましたのでご報告です。
講師はギリシャ問題を先んじて予測し、早くからドル安トレンドを教えてくれた方です。

当然ではありますが、(公開出来ませんが)ある程度の資産運用を一任しなければならない有料の会であり、私同様にお金を払って参加している皆さんに対して悪いので、このブログですべての情報を御紹介する訳にはいきませんので要点だけです。

G20財務相・中央銀行総裁会議では、為替レート不均衡是正の数値目標まで持っていけなかったのは残念でした。
しかし、ガイトナー氏が議長国である韓国を除いた他の先進諸国の事前同意を得てない中での数値目標発言は反対される事が前提であった可能性もあります。

この結果、11月2-3日のFOMC前後でのQE2(量的緩和)提言の可能性が高くなりました。
来週一週間は、下げは上げのため、上げは下げのたのめ利幅を取る動きか観察しましょう。
為替、コモディティすべてが反対の動きをするようでしたら要注意と言えるでしょう。

すなわち、結果的に合意が得られなかったG20財務相・中央銀行総裁会議に、何かしらの評価を与え、ドル高、金下落した場合は、11月2日中間選挙、3日FOMC経過後、いづれかの時期にQE2発動による、ドル安、金上昇が予測されます。

正確には財政赤字のため国債購入ではなく金購入による金高、ドル安です。
もうすでに今週からドル高円安、金下落(下図)の動きがあり可能性は高いと見ます。
つまりは上げのための下げです。

日本政府、日銀の円介入があるかどうかが問題ですが、、G20で「世界経済の不均衡」に強い懸念を示したことで、黒字国の日本の円介入の理解は得られないと思われます。
また9月の円介入の効果も一時的で急な流れを食い止める程度で終わり、結果は2兆円の税金を無駄にしただけでしたので世論問題に発展しかねません。

短期的な投資として私が考えているシナリオです。
①来週金価格が下がった時にNY金購入。東京金は円高局面は利幅を取れないので注意。
②11月2-3日近辺のQE2を狙って来週ドル高円安に振れた時にドル売円買を増やす。
QE2発動後離脱。タイミングをみてドル買戻し。
③予測外れQE2発動なし。その場合はドル高狙いで高い位置にドル買を指しておく。
④来週一週間の中でQE2を織り込む急激なドル安となった場合は、FOMC前のドル買。

低リスク取りなら金購入。FXは高レバで高リターンが期待できますが円介入リスクあり。
来週の為替相場で判断しますが以上4つを考えます。

これらは米国側シナリオに則ったものであり、欧州によるソブリンリスクの再宣伝、中国の出方次第でシナリオは変わる可能性があります。

要点だけご紹介しました。申し訳ありませんが質問にはお答え出来ません。
投資は自己責任で。

追記)
先日10日の記事で、近く金崩落、ドル高円安トレンド変換の発生についてご紹介しました。
記事以降、金下落などその兆候が出ていますが、本格的なトレンド変換はQE2提言後を意味しますのでご注意願いいます。QE2提言後金価格は一旦急上昇する可能性があります。








関連記事