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2011年09月05日

今週のドル/円相場は77円を挟んだ値動きが想定されています。
また今夜は米国市場が休場であるので全体としては方向感に乏しい展開。

米雇用統計が市場予想を下回りFRBの追加緩和に対する期待が高まってドルに売り圧力がかかりやすい一方、オバマ大統領による雇用景気対策に関する演説への期待から、極端にドル売り圧力が強まることはないと予想されます。

また米追加緩和観測のなかでツイストオペ(短期債を売却して長期債を買い入れる)実施の可能性が高まっているため、日米短期金利差がこれ以上縮小することはないとの見方が相場を下支えする形です。

他方、豪ドルはアジア株式市場がほぼ全面安であることやユーロの下落を受けて軟調な相場展開。

明日に金融政策決定会合を控え一段と売り圧力が強まるという地合いではない反面、世界景気の先行き不透明感や先日のブラジルによる予想外の利下げなどが上値の圧迫要因。

週末に中国CPI発表予定で同国の株式市場が不安定になっている事もネガティブ材料。
豪ドル/円相場は当面80~82円のレンジ相場が続くとみられています。

投資は自己責任で。

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