デフォルトに向かうか?米

2011年07月25日

先週末からやっと国内大手メディアもこの問題を取り上げるようになりましたが、米民主党が以前に表明した実質的な交渉期限である7月22日がすぎてもまとまらず、米財政赤字上限の引上げの期限である8月2日まで残りあと10日間を切りました。

今後は赤字上限の引上げ法案を財政緊縮法案と抱き合わせにしないと議会を通りません。

仮に8月2日をすぎても赤字問題が解決しない場合、格付け機関の以前からの表明通り、いずれ米国債の格下げに踏み切られるでしょう。

先週は1ドル78.3円まで下落が見られましたが、投資家の逃避的な投げと仕掛け(オーバーシュート)まで見られませんでした。

25日一時1ドル78.047円まで下落。

78円ちょうどにオプショントリガーの存在が指摘されており、仕掛け的な売りで77円台に突入する場面を狙います。

また今週から日本企業の4-6月期決算発表が始まります。
自動車や電機などの輸出企業の想定レートが円高方向に修正されるかどうかに注目しましょう。

NY金は史上最高値を更新しましたので全て手放しました。
今後はドル円相場に参加予定で78円を下回った位から徐々に買い増しし77円で待ちます。

ただし急落がなければ追いません。(徐々に落ちていく場合は追いません)

投資は自己責任で。

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