サラリーマンと主婦は副業して年収を増やそう

昨日、母校大学の就職課からの依頼で就職活動講演会に行ってきました。
学生に向けて私が働いている業界の話をしました。

質問は人事面接でのポイントは？が多かったのが印象的です。
筆記試験には自信があっても、面接で予想しない質問が出た時に慌てるようです。
質問自体も想定内にして答えを準備したい考えです。

やはり就職活動の面接指導官は副業としてニーズありと実感しました。
今まで勉強ばかりしてきた学生ほど、筆記試験でなく人事面接に悩んでいるようです。

さて、講演には講演謝礼というものがつきもので私は就職課から〇万円を戴いていました。

くれるというので何も考えず貰っていた訳ですが、先日会社人事部からマズイですと指摘を受けました。その人事部社員は私が仕事を教えた後輩なので表面化はないと思いますが、就職講演でお金を貰う事は就業規則違反とみなされるようです。
講師の中には国家公務員もいるのだが…皆さんお金はどうしたんだろう？

会社の就業規則では仕事上知りえた情報は会社の物で、その情報を利用して執筆、講演をしてはならないと書かれてあります。
（原文そのまま書くと関係者にバレるので多少文面を変えています）

つまり業界説明と言えども、今の会社に就職して知りえた情報なので金品をもらう講演はしてはいけないというものです。

厳密には就職課の依頼であり講演を積極的に仕事としていた訳ではないので裁判でも勝てると思いますが、下手すると厳重注意、訓告処分を受けかねませんので、このようなケースでも注意が必要です。

例えば…

①現役客室乗務員による接遇の指導、講演
②現役企業SEによる儲かるウェブ講演
③現役研究者による特許出願の方法
④現役トップセールスマンによる成功する会話術

など少しでも関連のある場合は気をつけた方が良いでしょう。

副業は万一会社にバレた時の為に本業と全く関係ない分野が望ましいと思います。
競争社会ですので自分の足元をすくわれる言動はくれぐれも気をつけましょう。