日本から離れる日本企業
2010年07月01日
楽天の社内公用語英語宣言を皮切りに、ユニクロも2012年公用語が英語となるようです。
パナソニックは、今年の新卒採用の8割を海外採用にしており公用語を英語とする日も近いでしょう。
日本企業はすでに世界で闘っています。
外資系企業はなるべく日本で資産をもたないように金融技術を駆使し、またグローバルな日本企業は本社を税率の安い国へ移転し今後も日本からの資本逃避が増えるでしょう。
国内の大手企業にはリーマンショック時に大きな借金(社債)を抱えた企業も多いです。
将来、皆さんが知っている超大手企業で中国等からM&Aを受ける可能性があります。
日本株に投資している方は、四季報などで企業の社債を調べておくことをお勧めします。
グローバル化と社債で弱った会社も多い事から企業税収が大きく減る事が予想されます。
また、世界的にハイパーインフレ防止策として各国が利上げ歩調にあります。
米国の利上げが延びたため、日本もまだ先の話になると思いますが、
日本が利上げする時、このような大きな社債を持っている企業は非常に危険です。
もちろん、個人の住宅ローン等も変動金利で借りている家庭は家計圧迫材料となります。
現在、世界はドル安、ユーロ安とまるで公園のシーソーのように動いています。
通貨安の理由は様々ですが、通貨安にする事で雇用促進、輸出増の恩恵を受けます。
対照となるその被害国は円高で苦しむ日本となります。
欧州の銀行ストレステスト結果は悪い方の確率が高いです。
スペインゼネストが欧州全体へ波及する可能性があります。
米国の金融規制改革法案は欧州の二の舞となる可能性が高いです。
昨年騒がれたカリフォルニア・イリノイ州の財政破綻問題が今年は浮き上がってきません。
突然降ってわいたかのように出てくるかもしれません。
人民元切り上げや北朝鮮・イラン問題がうまく行かなければドル安の材料として、
11月オバマ政権中間選挙の最終手段として意図的jに出てくる可能性があります。
いづれも今後もユーロ安、ドル安の材料ばかりです。
唯一日本の国債価値が下がれば円安も期待できましたがムーディーズ格付けはAa2で変わらずでした。格付け維持の結果は日本国民として誇らしいことですが、世界のお金の逃避先は今後も円へと続きそうです。
ドル/ユーロは不安定ですが、円高は今後も続きそうです。
FXで乗り遅れた投資家の方は、今後政府が為替市場に介入して円安に振れた時がラストチャンスと思われます。
最後に
沖縄駐留の米軍がアフガン・中東に向かっています。
アフガンは人道支援目的と思われますが、イランと原油・ガスで関係の強い中国をけん制する形でイランと中国の間の国アフガニスタンに軍隊を入れている可能性が見えます。
イラン周辺のペルシャ湾周辺に米軍艦が終結しています。
またサウジアラビアがイスラエルに空港の使用許可を出しており、空、海の2ルート戦略が可能となり、中東で緊張が高まっています。
戦争は反対ですが、投資家目線で行けば原油の値に注目すると良いと思います。
但し、円高に左右される国内の石油会社株は円高リスクがありますので注意が必要です。
今回はかなりのヒントをお渡しいたしました。
投資は自己責任で。
パナソニックは、今年の新卒採用の8割を海外採用にしており公用語を英語とする日も近いでしょう。
日本企業はすでに世界で闘っています。
外資系企業はなるべく日本で資産をもたないように金融技術を駆使し、またグローバルな日本企業は本社を税率の安い国へ移転し今後も日本からの資本逃避が増えるでしょう。
国内の大手企業にはリーマンショック時に大きな借金(社債)を抱えた企業も多いです。
将来、皆さんが知っている超大手企業で中国等からM&Aを受ける可能性があります。
日本株に投資している方は、四季報などで企業の社債を調べておくことをお勧めします。
グローバル化と社債で弱った会社も多い事から企業税収が大きく減る事が予想されます。
また、世界的にハイパーインフレ防止策として各国が利上げ歩調にあります。
米国の利上げが延びたため、日本もまだ先の話になると思いますが、
日本が利上げする時、このような大きな社債を持っている企業は非常に危険です。
もちろん、個人の住宅ローン等も変動金利で借りている家庭は家計圧迫材料となります。
現在、世界はドル安、ユーロ安とまるで公園のシーソーのように動いています。
通貨安の理由は様々ですが、通貨安にする事で雇用促進、輸出増の恩恵を受けます。
対照となるその被害国は円高で苦しむ日本となります。
欧州の銀行ストレステスト結果は悪い方の確率が高いです。
スペインゼネストが欧州全体へ波及する可能性があります。
米国の金融規制改革法案は欧州の二の舞となる可能性が高いです。
昨年騒がれたカリフォルニア・イリノイ州の財政破綻問題が今年は浮き上がってきません。
突然降ってわいたかのように出てくるかもしれません。
人民元切り上げや北朝鮮・イラン問題がうまく行かなければドル安の材料として、
11月オバマ政権中間選挙の最終手段として意図的jに出てくる可能性があります。
いづれも今後もユーロ安、ドル安の材料ばかりです。
唯一日本の国債価値が下がれば円安も期待できましたがムーディーズ格付けはAa2で変わらずでした。格付け維持の結果は日本国民として誇らしいことですが、世界のお金の逃避先は今後も円へと続きそうです。
ドル/ユーロは不安定ですが、円高は今後も続きそうです。
FXで乗り遅れた投資家の方は、今後政府が為替市場に介入して円安に振れた時がラストチャンスと思われます。
最後に
沖縄駐留の米軍がアフガン・中東に向かっています。
アフガンは人道支援目的と思われますが、イランと原油・ガスで関係の強い中国をけん制する形でイランと中国の間の国アフガニスタンに軍隊を入れている可能性が見えます。
イラン周辺のペルシャ湾周辺に米軍艦が終結しています。
またサウジアラビアがイスラエルに空港の使用許可を出しており、空、海の2ルート戦略が可能となり、中東で緊張が高まっています。
戦争は反対ですが、投資家目線で行けば原油の値に注目すると良いと思います。
但し、円高に左右される国内の石油会社株は円高リスクがありますので注意が必要です。
今回はかなりのヒントをお渡しいたしました。
投資は自己責任で。
Posted by yoshi at 12:11│Comments(1)
│株・FX・金投資
この記事へのコメント
日本は残念でしたが、スペインは結構勝ち進みそうですね。
経済的には日本かドイツが優勝すればよい影響を与えますが
スペインは今まで4位が最高ですから、次のパラグアイに勝てば
史上最高記録以上が確定しますので、スペイン経済に良い影響を与えそうですね。そういう意味では、南米ではなく欧州のチームに優勝して欲しいです
経済的には日本かドイツが優勝すればよい影響を与えますが
スペインは今まで4位が最高ですから、次のパラグアイに勝てば
史上最高記録以上が確定しますので、スペイン経済に良い影響を与えそうですね。そういう意味では、南米ではなく欧州のチームに優勝して欲しいです
Posted by 赤坂 at 2010年07月01日 15:49
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