100年に一度の不況は100年に一度のチャンス

2009年11月18日

なかなか日経平均株価も上がりそうな気配はありませんね。
米株が年初来高値更新の中、日本株の立ち上がりの遅さは顕著です。

金融、大型株の増資リスク、日本航空の問題もあり、これからさらに下がるリスクもあります。

大型増資に関しては、野村HDの時は数日間株価急落が続いたものの、三菱UFJは一日の急落で終わるなど、ある程度市場に耐性が見えつつあります。
信用倍率の高さもあり、まだ未発表のみずほ、三井を売って、既発表によるあく抜けの三菱UFJ買いという動きもありましょうが…。
そうなると、政府が日本航空問題の落とし所をどう考えているかを予測すると日本株の反転時期が見えそうです。

JALはデルタ、アメリカン航空からラブコールを受けていますが、恐らく国内で処理をするのではと考えます。
前原さんが法的処理も辞さないと発言している事から、その可能性もありましょうが、これは退職者年金問題等へのけん制球とも取れます。
言わば、年金減額に応じなければ、法的整理しちゃうよという脅しのようなものです。

果たして、この壮絶などつき合い合戦をどちらが制するか…というところでしょうか?

株価の底は専門家にも分かりません。

日本における90年のITバブル崩壊の底は5年後の95年でした。
今回の金融危機も今後5年の間にさらに落ちるリスクは大いにあると思っていた方が良いでしょう。

しかし、10年、20年スパンで見れば、今の状態はとてもチャンスとも考えています。
なぜか?現在国内1500兆円の資産の大半を持っている高齢者が10~20年後には亡くなり、相続税として国に吸収されるか、次世代の若者の手に渡る時代が来るからです。

今の底は分からない、しかし長い目で見ればチャンスの可能性は高い。

であれば、現在の投資方法は、短期売買でなく毎月少額の積立投資が良いと判断しています。
今の時期は、短期的にどちらに向かうか分からないので信用取引によるレバレッジ取りはお勧めしません。
例え勝っても、次に大きく負ける可能性が大きいからです。

何が起こるかわからない時代ですので、貯蓄は大事です。
しかし、収入の全額を貯蓄していては、銀行預金利率が低い今、この株価低迷のチャンスをものに出来ません。

1~5万円の少額ずつでも毎月市場に投入しておくとよいでしょう
信用取引ですと予想に反して下がった時に売らなくてはなりませんので、もちろん現物買いです。
2番底が来ない事も考えられます。それはそれで良いことです。その時は少額で積み立てた分が増えます。

今は投資比率は低めで貯蓄比率を高め、数年後のチャンスのためにキャッシュを貯めておき、市場から悲鳴が聞こえるほど急降下した時に、一定間隔でまとめてドンと投資すると高いリターンが得られるでしょう。

株は自己責任で。


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