週末起業

2009年03月28日

不況で業績が悪化するメーカーを中心に、社員の副業を認める動きが広がっている。

「社員の副業許可」について848人(男性713人、女性135人)のアンケートで8割が副業をすると答えているが、社員が実際にアルバイトを行うケースは少ないという。

理由は「本業だけで精いっぱい」「時間や年齢などの勤務条件が合わない」…。就業規則で副業を禁止してきた企業側は今回について「例外的な措置」としているが、従業員側にとっても副業に携わるのは“例外”となっているようだ。

不況が深刻化する中、電機業界では2月上旬に富士通、東芝が減産を実施している工場の社員を対象に副業の容認を打ち出した。

世界的な販売不振にあえぐ自動車業界でも日産自動車が最大20%の賃金カットを伴う休業日限定で、正社員を対象に1日8時間までアルバイトを容認することを決めている。

このうち、富士通は(1)同業他社で働かない(2)機密の保持(3)富士通の業務が主である-の3点を条件に副業を認めたが、対象者約5000人のうち、「実際に副業を行っているのは、ほとんどいないと聞いている」(広報IR室)。

夜勤や遅勤などさまざまな交代制勤務のため、定期的にまとまった時間が確保できないことが理由とみられている。

このような記事を目にすると、良くも悪くも日本人らしさを感じるのは、私だけだろうか?

将来何が起こるか分からない、大企業が倒産に追い込まれる現在、会社だけに依存せず、自分の力で収入を得ようと考えられる人が少ないようだ。

終身雇用は崩壊している。絶対安心という保証はない。

そういった意味では、私は会社が堂々と副業を認めたのならする方が良いと思う。

週末起業というものがある。

言葉の通り、週末だけ違う仕事をするわけだが、主催者の週末起業フォーラムでは、週末起業と副業は違うと線引きしている。

「週末起業」は会社への依存から脱却し、会社に頼らず生活できる規模のビジネスをはじめてしまうこと。

週末の空いた時間を使って、アルバイト、翻訳、塾講師など、趣味と実益をかねてする仕事は「副業」。
しかしこれは「起業」ではない。
なぜなら“人に使われていることに変わりがない”から。
結局、仕事の出所が一箇所増えただけの「週末サラリーマン」です。

なぜ会社を辞めないか?
会社を辞めることは、すでに手にしている安定収入を手放し、借金を抱えてゼロからスタートすることです。
失敗すれば一家で路頭に迷う恐れがあります。

「会社勤め」は居心地のいいものです。ボーとしていても、とりあえず毎月給料がもらえます。

会社から収入を得ながら「起業」する。
こうすれば万一失敗しても収入を絶たれることはない。

興味ある方は参加してみてはいかがだろうか?
無料メールを読むだけでも大変参考になる。

会社を辞めずに起業する!

週末起業フォーラムただいま会員募集中。





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